改修費用の相場は?その3:玄関、廊下、階段編
次は、玄関や廊下、階段など屋内通路の改修(リフォーム)の相場をご紹介します。
【玄関、廊下、階段編】
1.玄関
玄関には扉、収納スペース、入口の段差などのよく改修されるポイントがあります。
手すりの設置や玄関扉の補修などはそれぞれ10万円前後かかります。玄関のスペースを削り、その分他の部屋の空間を広げたり、収納を増やす改修の場合は20万円前後が必要です。
全体まとめてのリフォームでも50万円前後が上限となるでしょう。
2.廊下
高齢化に伴う手すりの設置(1~3万円)や、老朽化してたわむようになってしまった床材の張替え(10万円前後)などの改修が多いです。
更に壁材を張り替える場合は10万円、照明やデザインまで見直し、近代的な明るい廊下を造りたい場合は50万円前後までかかります。
3.階段
階段は勾配があるため、手すりをつけるだけでも廊下よりも高くなり7~10万円前後が相場です。安全性を高めるため、床材を新しくし滑り止めなどを設置する工事で40万円前後。
勾配を緩やかにするため場合は一からの作り直す必要がありますので、100万円前後はかかってしまうことになります。
室内の移動スペースを改修する理由で多いのは、高齢化に伴うバリアフリー化です。手すりの設置だけならそれほど高額にはなりませんが、老朽化に対する補修も伴う場合は更なる出費を覚悟しなければなりません。
*改修(リフォーム)費用の相場を確認できる記事*
改修費用の相場は?その3:玄関、廊下、階段編(この記事です)