『改修で収納力のあるキッチンをつくる3つのポイントとは?その2』に続き、リフォーム(改修)で、収納力のある台所をつくる3つのポイント、最後のひとつをご紹介します。
【3.食品庫の設置に注目!~「保管場所」は頻繁に開けない場所がGOOD!!】
台所にゴチャゴチャとなりやすい食品の買い置きなどは、食品庫を設置することで、片付きます。トールキャビネット(天井近くまで活用できる高さのあるキャビネット)なら、上から下まで無駄なく使用できますね。食品庫として使うのは、一番上がお勧めです。買い置きの食品は毎日のように出し入れするものではないので、踏み台が必要になってもそれほど不便ではないはずです。また、床下収納なども食品庫に適していますね。
食品は重ねにくいものも多いので、大きなカゴにまとめてから収納するようにしましょう。また、あまりにも長い間しっかりしまいこんでしまうと、賞味期限が切れたものを保管し続けることになってしまうので、「年末に一度整理する」など、時期を決めてリセットするのがよいでしょう。
ここまでにご紹介した「フロアキャビネット」や「トールキャビネット」、「壁取り付け棚」「床下収納庫」などの設置、ぜひ考えてみてください。
なお、キャビネットについては「リフォームでどのようなキャビネットをつけたらよいのか?」もご一読いただき、参考にしてくださいね。
* * *
3つの記事を通して、台所/キッチンの収納力を増やす3つのポイントをご紹介してきました。改修の際に参考になればと思います。
台所/キッチンが使いやすくなり、より片付くことで、料理や片付けが楽しくなるだけでなく、家事にかける時間もぐっと減ります。その分、他の家事を片づけたり、趣味に費やすことができたり・・・と、台所の改修は思いのほか生活リズムに影響を与えるものです。
なお、普段、台所を使わない方が台所の改修について考えても、なかなか正解には辿り着きません。可能な限り「台所をメインに使う人」が改修について考え、その後、ご家族の同意を得るようにしましょう。改修のために、普段お料理をしない方も台所で何かしてみる・・・というのもおすすめですよ。
記事リンク
『改修で収納力のあるキッチンをつくる3つのポイントとは?その1』
『改修で収納力のあるキッチンをつくる3つのポイントとは?その2』