改修か、新築か、どちらがいいの?後編
『改修か、新築か、どちらがいいの?前編』では、改修(リフォーム)と新築を比較し、改修を行うことの利点と欠点をご紹介してきました。続いて、新築の利点と欠点について考えてみたいと思います。
【新築のメリット・デメリットは?】
新築の場合は一切のゼロから建物を造るため、何かに縛られることなく自由な発想で建物をデザインすることができます。前の住まいが建てられた時にはなかった最新の技術を取り入れ、より暖かさや過ごしやすさを追求した住まいを目指すこともできます。構造も新品になるので耐久性にも優れ、長い間住み続けることができるでしょう。
しかし、その分費用が高くなってしまうことは避けられません。元の建物があるなら全て解体してから建てなおさなくてはならないため、必然的に工期も長くなります。
【改修か、新築か、その決め手となるものは?】
これらの利点と欠点を照らしあわせて考えると、改修か新築かを決めるためには、
・今の住まいの築年数
・新しい住まいに何を求めるか
と言った点が重要であることがわかります。
現在の住まいの状態と、将来の暮らし方のプランを考えながら、それらをいかに予算の枠内に落としこんでいくかを検討していく必要があるのです。十分に時間をかけて、ご家族でしっかりと考えていきましょう。