*『住宅改修時、荷物を保管しておく方法 前編』の続きです。
前篇では、屋外コンテナや倉庫、ほかにも引越業者に荷物を保管しておく方法をご紹介しました。他にも、一般家庭では次のような場所に預ける方法が考えられます。
【室内のトランクルームを利用する】
室内にあるトランクルームというものがあります。トランクルームとは、1つの大きなフロアに壁で仕切られた個室のことを指します。その個室をレンタルし、モノを一時的に保管します。個室の扉にはカギがついており、入り口にも24時間監視システムがついています。万全のセキュリティー体制が整備されています。
【住宅業者に依頼する】
どうしても見つからない場合には、「住宅業者に依頼する」という方法が考えられます。
住宅改修を多く手掛けている業者の中には「荷物預かり」というサービスを実施している業者があります。独自で運営している場合と、大手の引越会社と提携している場合があります。よく分からない場合には、業者に実際に相談してみるのがよいでしょう。
メリットとしては住宅改修でローンを組んだ場合、ローンの中に引越費用を組み込んでくれる業者がいます。ほかにも探す手間を省くことができます。ただ、業者の中には保管方法が悪いという事例もあります。たとえば、荷物の紛失やカビが生えていたということもあるようです。
手軽な方法としては、短期間の住宅改修時には自家用車を使う方法があります。たとえば、衣料品や食器など小さなものを保管するのに好ましいです。荷物置きとして使うためのスケジュール管理に気をつければ、費用もかからず、欲しい時に荷物の出し入れを行うことができます。しかし、自家用車を頻繁に利用する人は避けた方がよいでしょう。
他にも、車を利用した保管方法として、レンタカーでハイエースタイプやトラックを借りる方が考えられます。トラックなどは置き場を確保することが必須条件となります。
住宅改修・リフォーム工事以外にも、家財の保管や移動には費用がかかります。安易に保管しておくと、大切な家財を破損・紛失するおそれもあります。改修工事が決まる前に、賢い改修・リフォーム工事を実現するためにも、家財の保管術もしっかりと学んでおくことが大切です。