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瓦屋根からスレート屋根へ改修するには?前編

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古来使われてきた瓦屋根ですが、近頃は「スレート屋根」が主流になりつつあります。瓦屋根のメリットには、メンテナンスがほとんど必要ない点が挙げられますが、反面、重みがあるため家屋の重心が上方になるというデメリットがあります。また、やはり震災時のことを考えると、素材そのものが重いだけでも危険性は高くなってしまいます。

 

スレート屋根のメリットには、「瓦屋根と比較した場合の施工性」、「軽くて安価である」、「色彩豊かな塗料の中から自分好みの色を選択できる」などが挙げられます。ただし、瓦屋根よりも耐久性に劣るため、10年スパンでの屋根の塗り替えが必要となります。

スレート屋根とは、どのような屋根なのでしょうか?さらに詳しくご説明します。

 

 

【スレート屋根とは?】

 

スレート屋根は板状の屋根材で、市場に出回り出したのは1960年頃です。瓦よりも軽く、施工性も良く、塗料もさまざまなバリエーションがあります。しかし、防水の耐久性を塗料で補っているため、塗り替えのメンテナンスをしっかりする必要があります。また、瓦のように1枚だけを交換するということはできません。

 

それでも、スレート屋根は安価であることや収縮しにくいというメリットが注目され、最近では屋根材の主流となっています。

 

 

【スレート屋根の種類】

 

種類には、天然スレート、無石綿スレート、セメント系スレートがあり、特徴は次の通りです。

 

・天然スレート

玄昌石などの天然の原石を加工した屋根材です。高額なので、家庭用で使用されることはほとんどありません。しかし、天然石ならではの高級感、重厚感があるのが特徴です。

 

・無石綿スレート

アスベスト問題(※)以降、石綿スレートの代わりとして開発されました。

 

・セメント系スレート

セメントに人工繊維などを混ぜて高圧で強化した屋根材です。重量が瓦屋根の約1/4と軽量なのが特徴です。

 

※以前は、アスベスト(石綿)を含んでいる石綿スレートが主流でした。しかし、環境問題などから、厚生労働省が労働安全衛生法施行令第16条を改正し、平成16年(2004年)10月1日より「石綿含有製品の製造及び使用等の禁止」となりました。

 

今お使いの屋根材にアスベストが含まれていても、すぐに対処する必要はありませんが、 傷んで壊れていたりすると飛散し人体に影響をおよぼす可能性もあるので、葺き替え時には特に注意が必要です。この場合、アスベストに関する、特別な資格を持った責任者や管理が必要なので、費用がかかってしまいます。

 

 

『瓦屋根からスレート屋根へ改修するには?後編』では、瓦屋根からスレート屋根への改修工程を見ていきたいと思います。