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改修で選べる屋根材とは?

改修で選べる屋根材とは?

 

屋根を改修(リフォーム)する際に使用される屋根材には、種類があります。今お住まいの家に全てのものが使えるとは限りませんが、その種類を知って、業者に質問・相談するとよいでしょう。

 

 

1.金属板系

 

金属系の屋根材には、鋼板、銅板、アルミニウム板、ステンレス板などの種類が代表的なものです。加工しやすく、施工性も高い(職人などの専門的技術がない人にも施工できる)というメリットがあります。また、軽量なので地震対策としても有効でしょう。しかし、金属なのでやはりさびやすいという問題があります。塗料を塗ることにより、錆びにくくしたものもありますが、やはり価格は高くなってしまいます。

 

 

2.スレート系

 

スレートは、セメントと繊維で製造された軽い屋根材です。化粧スレート、天然スレート、無石綿スレート、そしてコンクリート系スレートなどがありますが、選ぶ際にはそれぞれの耐久性を確認しておきましょう。

*石綿スレートもありましたが、アスベストの問題により2004年より使用が禁止されています。

 

現在の主流は、セメントに粘板岩の粒子を混ぜた「化粧スレート」です。セメントと人工繊維・天然繊維などが主原料で、価格が安く施工が簡単であるというメリットがありますが、耐久性は低く、長持ちしないというデメリットもあります。

 

 

3.粘土系

 

粘土を使った焼きものの屋根材です。「釉薬瓦」と「素地瓦」があります。

「重さ」というデメリットがあるものの、それぞれに見逃せないメリットがあります。

 

「釉薬瓦」(ゆうやくがわら):

表面に「釉薬」(表面をガラス質にするために使用する薬剤)を塗り、焼き上げた粘土瓦です。つまり、工程としては陶器と同じであり、美しい焼き上がりが特徴的です。表面がガラス質になっているため浸水せず、長い間メンテナンスの必要がありません。

 

「無釉薬瓦」(むゆうやくがわら):

「釉薬」を使用せずに焼いた、土そのものの風合いが生きる瓦です。耐久性が落ちますので、住宅には不向きですが、寺院などの古い建築物に使用されており、日本の伝統的な屋根材だと言えます。

 

4.セメント系

 

セメントと砂を主原料としたものです。数年で退色してしまったり、変形してしまったりするので、注意が必要です。形がしっかりと均一になっているため、施工性は高いと言えるでしょう。

 

***

 

葺き替え(屋根材を取り換えること)の場合は、既存の屋根材をそのままに工事する場合もあります。そのため、重量と耐久性の関係が重要になってきます。新たに葺き替える場合は、住宅構造やデザインがマッチするかどうかの事前確認が必要になるでしょう。

 

実際に使用できる屋根材はどれか、景観などは問題ないか、など事前によく相談しておきましょう。