twitter facebook google
page top
手すり改修/手すりの特徴や目的とは?前編

3412276760_e142a0abd5

 

手すりは、高齢者や身体にハンデがある方々が、事故を未然に防ぎ、生活を安全に送るためものです。その使用目的は、一般的に「歩行」と「動作」を補助するもので、目的に応じて、取り付け場所やサイズに特徴があります。

 

なお、手すりは基本的に断面が円形状(直径28mm~36mm)のタイプを使用しますが、握り込む動作が行いづらい場合(リウマチなどの疾患)は扁平状のタイプを用います。それでは、順番に見ていきましょう。

 

 

【歩行補助のための手すり】

 

このタイプの目的は、歩行時に身体を支えることと、各居室間の誘導にあります。取り付け場所は、階段・廊下・居室がメインで、取り付けのポイントには次のようなものがあります。

 

・手すりを下部で支えるタイプの金具を用い、持ち替え不要の連続したハンドレールとして設置

・サイズは直径32~36mm

・取り付ける高さの目安は750〜800mm

 杖を使用している場合は杖の持ち手に合わせると良い

・手すりの端に手をぶつけたり、袖口を引っ掛けるおそれがあるので、両端は壁側、もしくは下方に曲げ込む

 

なお、一般的に、手すりは利き手(片麻痺がある場合は健側)で使用します。そこで、事故防止の意味からも、階段やスロープ、玄関の上がり框などには、上り用・下り用の両方を設置しましょう。特に、下りは事故が大きくなりやすいので、両方を設置するスペースが確保できない場合は、「下り」の時に利き手側に手すりがあるように設置してください。

 

 

【動作補助の手すり】

 

前項では歩行について説明しましたが、こちらのタイプは身体の支持に大きな目的があります。具体的には、立ち上がりなどの上下運動(縦方向の手すり)や、座位姿勢の保持(横方向の手すり)などに用います。取り付け場所は、浴室やトイレがメインで、取り付けのポイントには次のようなものがあります。

 

・手すりへ大きな力が加わるため、壁への取り付けはしっかりと行う

・サイズは直径28~32mm

手すりをしっかり握った際に、親指と他の指が適度に重なるものが良い

 

動作補助の手すりは、場面別での注意点があります。

手すり改修/手すりの特徴や目的とは?後編』で詳しくご説明します。