twitter facebook google
page top
住宅の寿命は26年ってほんと?住宅の寿命と改修を考えよう/その1

住宅の寿命は26年ってほんと?住宅の寿命と改修を考えよう/1

 

 

日本の住宅の寿命は26年。あまりにも短く感じられますが、この数字は平成8年に国土交通省が試算したデータによる公的な数字です。ただし、もちろん多くの家のほとんどが26年で倒壊してしまう、というわけではありません。では、実際どういったことなのか、一緒に考えてみましょう。

 

1.「26年で建て替える」

 

26年という数字の意味は、日本の住宅がだいたい26年ほどで「建て替えられる」ということです。多くの人々が、26年程度でそれまで住んでいた住宅が古くなったと感じたり、使いにくくなったと考える、ということですね。本当に住宅が「住めないほど悪くなった」ために建て替える例ばかりではないので、寿命として言い切るのは酷かもしれません。しかし、このデータと同じ基準で調査された海外の数字を見てみると、日本の住宅問題に潜む問題が浮き彫りになってきます。

 

2.海外での住宅の寿命は、日本よりずっと長い

 

同じ方法で試算された海外での「住宅の寿命」は、アメリカで約44年、イギリスとなると75年。その他の国々を見てみても、日本ほど住宅の寿命が短い国はありません。なぜでしょうか?日本の建築技術が低いと考えるべきなのでしょうか?

 

3.世界に誇るべき日本の建築技術

 

もちろん、そんなことはありません。日本の歴史的な建物が今も十分な強度を保って存在するように、日本の建築技術は100年、200年の寿命を誇る多くの建物を創りだした、大変素晴らしいものです。このことについては世界中が認め、称賛しています。それなのに、なぜ「一般住宅」となると繋がらないのでしょうか?

 

『住宅の寿命は26年ってほんと?住宅の寿命と改修を考えよう/その2』では、もう少し踏み込んだ内容から「改修(リフォーム)」についても考えてみましょう。