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二世帯住宅の場合のキッチンの改修とは/その2

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二世帯住宅の場合のキッチンの改修/その1』の続きです。

 

二世帯住宅のキッチンの改修の場合、多くは「完全同居型」といい、ひとつ屋根、ひとつ玄関、ひとつキッチン、といったパターンが多く見られます。改修するのであれば、キッチンの使い勝手の良さはもちろん、使う人にとってよりよい空間にしなければなりません。

 

 

【キッチンは孤独な場所?】

 

日本の家屋における「台所」の古くからの立場は「土間」でした。料理を作る立場の「母」は、孤独な環境で家族の食事を管理してきたのです。それが立証されるかのように、数十年前に建てられた家は、キッチンが内壁で仕切られているパターンが多かったのです。

しかし、現在のキッチンはそのような孤立した空間ではありません。

親子二世帯、もしくは三世帯で料理や食事が楽しめる、明るい空間をイメージしましょう。

改修パターンとしては、間仕切りの撤去、システムキッチンにおいては対面型かアイランド型へのプランがあげられます。

 

 

【新しいキッチンのカタチ】

 

親世帯と同居しながら子世帯は共稼ぎ、といった家庭も多く見られます。

家族が多ければ、家事仕事も比例して多くなります。忙しい共稼ぎの家庭でしたら、「家事動線」を主に考えたプランがいいでしょう。「動線」とは、人の自然な動きを線で表したものですが、これを意識することにより、実際に人が動く際にも使いやすい位置設定ができます。

また、食器洗い乾燥機を導入したり、料理効率のよい3個口のガスコンロ、またはIHを使ったシステムキッチンのグレードを重視すると、それだけ家族の時間が増えることになります。

同時に「水回り」と呼べる、浴室や洗面台の改修を考えることが必要な場合もあるでしょう。

 

 

【いずれは来る、世代交代】

 

今現在、親世帯が主に食事を作っていたとしても、世代交代は必ずやってくるものです。

親世帯の老後も見据えたキッチンのプランを考えることも必要です。

例をあげると、お茶を飲みたいときにすぐポットに手が届く配置にしたり、つまづきを防ぐためにバリアフリーにする。その他、薬を飲んでいる場合には、薬が分かりやすく置けるスペースなど、ご年配の方にも優しい間取りやレイアウトが心遣いになります。

 

二世帯住宅には、ひとつ屋根の下に2人の「嫁」がいます。

次は、二世帯住宅での嫁姑の関係を考えたキッチンの改修です。『二世帯住宅の場合のキッチンの改修とは/その3』に続きます。