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二世帯住宅の場合のキッチンの改修とは/その3

二世帯住宅の場合のキッチンの改修【その3】

 

二世帯住宅の場合のキッチンの改修とは/その1』『二世帯住宅の場合のキッチンの改修とは/その2』では、「キッチン」を含んだLDKの空間や、住みやすさに絞ってお話させて頂きました。

今回は、2人の嫁のためのキッチンの改修(リフォーム)について考えてみましょう。

 

 

【二世帯住宅の現状】

 

二世帯住宅において1番問題になるのは、嫁姑の関係です。

同居前、どんなに気が合いそうだと思ったお姑さんでも、実際にひとつ屋根の下に暮らせば今まで見えなかったところまで目が行くようになり、不満も出てくるのが嫁の心情です。お姑さんも同じことです。今までかわいらしい愛嬌だと思っていた点が別の視点で見えてしまうと、箸の上げ下ろしさえも気に入らないようになってしまうパターンはよくある話なのです。

 

 

【ひとつのキッチンに2人の女性はいらない?】

 

そんな亀裂のきっかけになり得るのが、ライフスタイルの違いです。

若いご夫婦の場合、日曜日くらい少しゆっくり眠りたい、休みの日は朝食と昼食を兼ねたブランチで、トーストとコーヒーなどの簡単なもので済ませたい、などといったライフスタイルの違いが亀裂のきっかけになり得ます。食事の好みにも食い違いがあることでしょう。

そして何より、「たまには1人でほっと一息お茶でも飲みたい」。完全同居型の二世帯住宅では、この思いさえもままなりません。

育った時代が違う「嫁」が2人キッチンに立つということは、お互いにかなりの神経を使わなければならないのが現実なのです。

 

 

【ミニキッチンの提案】

 

プライベートな空間を持つための改修案として、プライベートルームにミニキッチンを増設する、という方法があります。

メインキッチンがあるので、ミニキッチンは必要最低限の設備でいいのです。小さなシンク、簡単な料理ができるくらいの調理設備があれば十分でしょう。キッチンの幅は90cmほどのものでも対応できます。

 

ミニキッチンの増設は将来、家族の介護が必要になった場合に役立つこともあります。

改修でミニキッチンを持つことにより、2人の嫁の適度な距離感を保つことができれば、二世帯の家族関係も穏やかに済むケースもあるのです。