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オール電化住宅は今後どうなる?

オール電化住宅は今後どうなる?

 

 

「オール電化住宅への改築(リフォーム)」。一度は検討される方も多いでしょう。しかし東日本大震災以降、電力の供給事情が変化し、必ずしも省エネ省コストとは言えない状況になっています。オール電化住宅は今後どうなっていくのでしょうか?

 

 

【オール電化は原子力発電でこそ強みを発揮する】

 

震災以降、日本ではほとんどの電力を火力発電に頼っています。オール電化は「クリーンで環境にやさしい」というイメージがありますが、CO2を排出する火力発電を使っていては、クリーンとは言えませんね。

 

また、計画停電など「夏の電力不足をどう乗り切るか」が大きな問題となっている昨今、オール電化住宅の増加スピードは落ち込みを見せています。電力の供給事情も今後どうなるか予測がつかず、コスト面においても動向が見えにくい状況です(原子力発電所の再稼働等により、電気料金は上げとどまるという意見もあります)。

 

 

【オール電化住宅から創エネ住宅へ】

 

電力の供給不安がぬぐいきれないなか、注目されつつあるのがZEH(ネット・ゼロエネルギー住宅)です。太陽光発電やエネファーム、エコウィルなどを組み合わせ、住宅の年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でおおむねゼロとなる住宅のことです。

 

2013年に始まった『ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業』では最高350万円の補助金が受けられます(ただしその要件はかなり厳しいものとなっています)。

導入を検討されている方は、ハウスメーカーとよく相談されるとよいでしょう。

 

現在LPガス(プロパンガス)を利用しているお住まいでは、「オール電化」に改築(リフォーム)した場合の光熱費の削減は大きなものとなります。しかし、同時に「高気密・高断熱」の家にしなければ、オール電化住宅のメリットを十分活かしきれません。また、エコキュートやエネファーム、エコウィルなどの運転時に出る低周波騒音問題も無視できません。初期投資やランニングコストと、光熱費削減のバランスをよく見極めて、検討されることをお勧めします。